ケアタウン総合研究所
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ケアタウンメルマガ元気いっぱい
第530号
2020/06/18(Thu)
http://caretown.com/


▼今週の目次▼
[1] ムロさんの応援:「三密を超える新しいコミュニケーション~チャレンジZoom!~」
[2] 注目のニュース
[3] 連載のお知らせ
[4] ニッチな編集後記


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■ ムロさんの応援

===「三密を超える新しいコミュニケーション~チャレンジZoom!~」===
      
 コロナ時代は何年続くのでしょう。コロナウイルスは、私たちの生活スタイルや人間関係を根本から変えてしまいそうです。勿論、いまだ途中ですが・・・ 
 しかし、ここにきて、私たちは大きな不安を抱えながら、少しずつコロナと折り合いをつけるような意識になってきています。

 対人援助職にとって何よりつらいのは「三密自粛」です。楽しい語らい、仲間との食事、健康のための運動などなど・・・いずれも「みんな」といっしょが基本。だってみんなといっしょだと楽しいですもんね。
 でも「飛沫が飛ぶ」という理由のために、ソーシャルディスタンスを1m~2mを空け、その中間に遮蔽用のアクリル板や透明シートを置き、会話は表情が見えない横並びがグッド!というもの。これではおちおち楽しく飲み屋で盛り上がるなんてことはまあまあ無理というもの。

 余談ですが、いまなにかと話題の新宿という地に足かけ15年間も身を置いた者として、歌舞伎町やゴールデン街、二丁目、三丁目のあの店・この店の行く末がとても気がかりです。

 それはさておき、いま、リモート会議システム「Zoom」の大活躍は目を見張るものがあります。5年前は「テレワーク」と呼ばれていた働き方があり、そのなかで「テレビ会議システム」というものがありました。アプリとしてはSkypeが代表でした。しかしわずか3カ月でZoomが席巻してしまいました。

 Zoomアプリがいいのは「大人数OK、全員顔見せ、簡単接続」というものでしょうか。小生も、これまでZoom会議、Zoom研修を主催したり参加したりして、その便利さにはちょっと舌を巻きます。慣れるとこれはコミュニケーション革命といっていいのじゃないかと思いますね。
 だって北海道や東北、九州、沖縄、関西、関東など場所関係なく、一堂に集まって話し合いができるんですから、驚きます。

 このZoomシステムを特養では「リモート面会」に使い、デイのアクティビティではレクの「リモート指導」(例:生け花、ダンス)に使い、家族を含めた「リモート会議」にも大活躍なのです。

 それだけじゃありません。いま、ウイズコロナの覚悟を決めたみなさんがICT技術を使った一歩を踏み出しているんです。そこで日本人のすごいところは「応用」が実にうまいという点です。そしてより細かいところまでこだわる・きわめる名人・達人気質にあります。たとえばAIロボットを薬局受付やお店の対応、PCR検査の検体採取などにも使い始めています。
 
 さて私もこの間、2回のケアマネZoomミーティングを開きました。13日(土)の第2回目の参加は22名。「コロナ時代でケアマネジメントとケアマネはどのように変わるべきか」について2時間、情報交換&意見交換をしました。
 「変わることでしか進化できないなら、進化することでしか生き残れないなら、さあ勇気をもって変わろう」とあらためて思った次第です。

 新しいコミュニケーションへのチャレンジは始まっています。

 ※Zoomミーティングの様子は私のFacebookアドレスにアクセスを!
 ⇒ https://www.facebook.com/shigeyuki.takamuro


■ 注目のニュース

1.ケアプラン「AI」役割分担で効果

 ケアマネジメントの質の標準化と向上が求められている中、AI(人工知能)を活用したケアプラン作成システムが期待されているが、客観的な効果検証は十分なされていない。NTTデータ経営研究所が2019年度の厚生労働省老人保健事業推進費等補助事業で行った調査研究では、AIによる支援効果が高い業務と、ケアマネジャーが担うべき業務の役割分担が見えてきた。得意分野を理解した上で活用することが求められるとしている。

2.感染予防とADL維持・向上の両立を~新たなビジネスモデル目指す~
 全国介護付きホーム協会(介ホ協)は10日、2020年度総会を開催した。遠藤代表理事は、欧米と比べ日本の介護施設ではほとんど感染者が出ていない事実に触れ「現場の努力のたまもの」と評価。コロナとの共存が長期化することが避けられない中、今後は感染予防と入居者のADL維持・向上を両立させる新たな介護運営モデルを構築していかなければならないと決意を語った。次期介護報酬改定においても、介護現場で働く人を守る改定となるよう国に働きかけていく考えを示した。 


★ 新連載のおしらせ!!!

◎中央法規:月刊おはよう21:コミュニケーション・ケアのレッスン(Vol.3)
└→連載「身体的演技スキルのトレーニング~表情・声・態度・動作のつくり方・読み取り方~」
演技のスキルを介助技術や相談面接手法に活かすユニークな連載が好評!
※7月18日(土)13:30~15:30 Zoom版コミュニケーションケアのセミナーを企画。随時、HPにもアップします。お楽しみに!(^^)!


◇ 編集後記

 まさか梅雨時にマスクをするような日常がくるとは思いもしませんでした。私は2~3日ごとにジョギングをしています。距離にして8キロ程度。コロナ禍があるのでもちろんマスクはしていますが、さすがに梅雨時のマスクはすぐに息切れがしてつらいですね。汗もたまりますしね。でもこれもマナーと思いがんばっています。私が予想するのは、この夏は冬のスキーのゴーグル焼けのような「マスク焼け」なる人も登場しそうです。ユニクロはじめファッションブランドがマスクに本格参入です。マスクファッションショーなんかが始まったり。おしゃれアイテムと前向きにとらえるのもいいかと思います。<ムロ>

※モチベーションアップについてさらに深めたい方へ
「折れない心を育てるケアマネ・福祉職のためのモチベーションマネジメント」 
⇒ http://caretown.com/write/index.shtml#bo01
⇒ 中央法規出版 https://www.chuohoki.co.jp/products/welfare/8109/

個人:http://www.facebook.com/shigeyuki.takamuro
ケアタウン総合研究所:http://www.facebook.com/caretown.jp

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編集及び発行責任者:S.Takamuro
提供:ケアタウン総合研究所( http://m.caretown.com/ )






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