ケアタウン総合研究所
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ケアタウンメルマガ∞元気いっぱい
第524号
2020/01/03(Fri)
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▼今週の目次▼
[1] ムロさんの元旦「♪明けましておめでとうございます!♪」


■ ムロさんの元旦!

===「♪明けましておめでとうございます!♪」===

 2020年が始まりました。
 2019年はみなさんにとってどのような1年でしたか?
 昨年は「令和」が始まり、ちょっと気分一新の一年でした。今年は東京オリンピック本番を控え「かなりお祭り気分」な1年になりそうです。

 さてさて・・・あなたはどんな初夢を見ましたか?
 今年はネズミ年です・・・ネズミといえば子沢山・・・昨年は新生児が90万人を初めて下回ってしまいました。極端な人口減少は「国難」と某識者が語っていました。少子化に歯止めとなる今年となるでしょうか。

 一年の計は元旦にあり・・・
 要するに一年の初めに今年の生き方を決めることの大切さをいっているのでしょうね。さて、あなたはどのような2020年にしようと思いますか?

 昨年末にイギリスを舞台にした映画「家族を想うとき」を観る機会を得ました。住宅ローン破綻で家を失い転職を繰り返す夫にヘルパーとして働く妻、そして15歳の息子と12歳の娘の4人家族たち。なんとか人生を挽回するために妻の車を売って夫は中古のバンを購入して、慣れないフランチャイズの宅配ドライバーを始めます。家族のために必死に働くほどに家族の時間はなくなり、やがて家族を守るはずの仕事が、家族を引き裂いていきます。

 いったい何と闘えば、家族を幸せにできるのか・・・上げた拳をどこに振り下ろせばよいのか・・・どこか今の貧困ニッポンとダブります。

 そして映画「男はつらいよ~お帰り寅さん~」も。第1作から50作が実に見事に織り込まれ「寅さん一家の50年の物語を撮り終えたようだ」と語る山田監督。ここにはかつての日本人が大切にしてきた「心意気と良心」があるなと、思わず瞼を濡らしました。実は20代の私ははからずも山田監督に何度かお会いする機会があり、それがいまの私の志の糧となっています。

 時代はとてもきびしい岐路にあると実感します。
 IT技術やインターネットは私たちに「便利な暮らし」を届けてくれましたが、忙しさは相変わらず。ヒト同士が語り合う場面も少なくなり、行き交う人・電車の人はみな下を向き、四角い画面に心吸い取られているように見えます。
 たしかに何かが足りない、なにかが歪み始めています・・・だからこそ嘆くばかりでなく、新しい何かを作り始めることをはじめたいと。

 2020年、あなたの歩みが始まりました。

 昨年も一昨年も書きました。
 願いは叶うものではなく「叶える」もの。どの一歩もどの出会いも素敵なあなたの人生の「道のり」です。そして素敵な「彩り」をつけることでしょう。
 2020年がみなさんにとって幸(さち)多からんことを心から願っています。

 本年もあなたを応援しています!!!



 高室成幸


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本年はなんとか隔週(月2回)をめざして発行していくつもりです。
乞うご期待いただければ幸いです(^^;)。
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