ケアタウンメルマガ元気いっぱい
第481号
2017/04/10(Mon)
http://caretown.com/
▼今週の目次▼
[1] ムロさんの新連載「ケアマネジャーの働き方改革〜ワークとライフのバランスづくり〜」
[2] 最新業界ニュース
[3] 今週の「駆け込み寺」
[4] 私の本棚から:「地域包括ケア時代の施設ケアプラン記載事例集〜チームケア実践〜」(高室成幸・奥田亜由子共著:日総研 3,612円+税))
[5] 東京スクールのご案内
[6] 今週のおしらせ
[7] 編集後記
↓↓↓ 東京スクールのお知らせ ↓↓↓
第3期「ケアマネジメントの学校」始まります!(定員18人)
⇒シリーズ(1)「ケアマネジャーの仕事力〜チームマネジメントとセルフマネジメント〜」(定員18名限定)
│日 時│5月21日(日)10:30〜17:00
│詳 細│WEBにて→ http://caretown.com/tokyo/apply/
〜〜〜〜〜〜〜
■ ムロさんの新連載!
===「ケアマネジャーの働き方改革〜ワークとライフのバランスづくり〜」===
私が5年近く連載を続けている月刊ケアマネジャー(中央法規出版)で新連載が始まりました。今回のシリーズのコンセプトは「働き方改革」です。ここ10年近く、ボロボロになるまで働かされるブラック企業が話題になることが多く、とうとうあの電通で自殺者が出る事態になりました。
PCとインターネットが普及し、以前に比べて仕事の効率化はされているはずなのに余暇がまったくない働きぶりが当たり前になっています。
それでいて収入が上がったかといえば「?」というのが本音。むしろ貧困化はいちじるしく格差社会の固定化が懸念されるほどになっています。
国は「一億総活躍社会」を謳いながら「働き方改革」をめざして重い腰をあげました。プレミアムフライデーなる「月末の金曜日は3時で仕事は終了!」という不思議な就業習慣もいつの間にやら始まりました。
今回、なぜこのコンセプトにしたのか・・・それはケアマネジャーのみなさんも「働く時間」と「暮らしの時間」が曖昧になりがちな仕事ぶりをしているのを聞いていたからです。
介護職や看護職なら勤務シフトが明確です。でも相談援助職はどうでしょう。
近頃では夜や土日にご家族に呼び出されることも増えていると聞きます。本来、体と心を休める時間帯に「ワーク」が押し寄せてきて、それに流されてしまっている実態があります。
ワーク・ライフ・バランスという考え方を耳にした人もいると思います。これを「働く時間と私生活の時間の割り振り」と解釈しがちですが、違います。実は私生活と仕事の「好循環と相乗効果」をめざすもの。つまり「私生活の充実」が仕事に良い効果を生み、「仕事の充実」が私生活をより豊かにするという考え方と取り組みなのです。
まさにめざすのはこれです!
マネジメントという手法をまずはご自分自身に使うなら、素敵に「ワークとライフ」がバランスのとれた充実した人生が作れるかも?というヒントいっぱいの内容です。
さてさて私自身もワクワクする連載が始まります(^.^)!!!
■ 最新業界ニュース
1.高齢者虐待、増加の一途〜介護従事者は4割増、身体拘束も3割〜(厚労省)
厚労省は21日、全国の市町村が2015年度に対応した高齢者虐待についての調査結果を公表した。相談・通報と虐待判断件数は前年度より増加。特に介護サービス事業所の職員による虐待件数は408件と4割近くも増えている。法整備から10年経過したが、事業者への周知や介入支援のための専門機関の連携づくりなど未だに実施していない市町村が少なくない実態も明らかになった。
2.「あはき」受領委任払いで指導強化へ〜「効果不明」根強い反対意見〜
柔道整復、あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう(あはき)の医療保険への請求を適正化するための専門委員会の議論が大詰めを迎えている。21日、2つの専門委員会が開かれた。いずれも施術者側の意見と公益、支払い側の温度差は大きく折り合わない。曖昧さを残してひとまず決着となりそうだ。
--------------------------------------------------------------------
最新ニュースは「シルバー新報」の協力により著作権の許可を得て掲載し
ています。シルバー新報 ウェブサイト→ http://www.silver-news.com/
--------------------------------------------------------------------
■ 今週の「駆け込み寺!」
「支援を必要としている人の自宅等へ行きづらいです。最初の一言が大変難しい。拒否をされそうで・・・」
(民生委員 女性 2年目 埼玉県K市)
【ムロさんの助言】
先日、2日間にわけて埼玉県の民生委員研修を担当しました。そこで書かれたアンケートです。支援を必要としていると思ってかかわっても、当事者は「そうは思っていない」ことが多くあります。「自分なりになんとかしたい」という自立心や「世話になるなんて恥ずかしい、情けない」という身構える気持ちも尊重しなければいけません。それを強がりと言ってしまっては、まさに上から目線です。だれもが同情されるのは嫌なものです。でも心から心配されるのはどうでしょう。うれしかったりします。それもいきなり家計や家族関係や介護のことより・・・まずは体調でしょう。身体を気づかうひと言から入るのは一つです。「市からの届け物を配っています」と広報誌などを話題のネタにするのもいいですね。それとあまり長居はしないこと。むしろベテラン保健師さんは細かく訪問して距離を縮めるということをやっているようです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■ ムロさんの本棚から
「地域包括ケア時代の施設ケアプラン記載事例集〜チームケア実践〜」
(高室成幸・奥田亜由子共著:日総研 3,612円+税)
【ムロさんの書評】
今回は自著もちょっとご紹介(^^;)。今回5年前の本を全面改訂版です。そのコンセプトは「地域包括ケアとチームケア実践」です。第1章で新しい施設ケアマネジメントの在り方を解説。21のケアプラン事例の最初を飾るのが今回開発した「支援これまでマップ」。入所までどのようなケアを在宅や病院で受けてきたのかを折れ線グラフで見える化しました。文章で支援経過が書いてあってもイメージできないという声に応えました。ケアプランも「本人らしさ、CADL、個別ケア、生活リハ、看取り、BPSD改善」など現場の関心と悩みに応える切り口で全面刷新しました。※7月9日(日)東京にて日総研主催セミナーも決定!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★ 東京スクールのご案内
≪場 所≫新宿御苑前駅 研修会場(ルネ新宿御苑タワー2階)
≪申込み≫ホームページより→ http://caretown.com/tokyo/
(メール、電話、Faxでも受付中!WEBから申込可能!)
「新・ケアマネジメントの仕事術」(中央法規刊)を基本テキストに学ぶ
実践的な第3期ケアマネジメントの学校が5月から始まります!(^^)!
⇒ http://caretown.com/tokyo/dl/school_caremanage29.pdf
⇒シリーズ(1)「ケアマネジャーの仕事力〜チームマネジメントとセルフマネジメント〜」(定員18名限定)
│日 時│5月21日(日)10:30〜17:00
│詳 細│WEBにて→ http://caretown.com/tokyo/apply/
⇒シリーズ(2)「利用者(家族)との出会いとインテークの勘所〜新規ケースと引き継ぎケース〜」(定員18名限定)
│日 時│6月18日(日)10:30〜17:00
│詳 細│WEBにて→ http://caretown.com/tokyo/apply/
★ 今週のおしらせ
◎中央法規『けあサポ』ブログ
今週の「ケアマネさん、あっちこっちどっち」
└→「新連載はケアマネジャーの働き方改革!」(第495話)
URL: http://www.caresapo.jp/senmon/blog-takamuro/26834
◎中央法規 月刊ケアマネジャー4月号高室流ケアマネジャーの働き方改革
└→「ワークとライフをバランスよく生きる」(Vol.1)
◇ 編集後記
今回のメルマガは私の新連載と自著の紹介という内容となりちょっと恐縮です(^^;)そのあたりは忖度いただければと・・・前回のメルマガでお知らせしましたが私が全体監修したクロワッサン特別編集「身内に介護が必要な時の手続き」(マガジンハウス)が先週の金曜日に発売になりました。今回は認知症のお義母さんを自宅で7年間同居介護された城戸真亜子さんとの対談も顔出し(^^;)で。今回は「まずはどういう手続きをやればいいか!」がコンセプト。皆さんが新規ケースでご家族に説明するのに使い勝手の良い中身にもしました。書店で手に入ります! http://caretown.com/write/index.shtml#ma03
本来なら先週の木曜日配信だったのですが、今回のみ4日遅れの月曜配信となりました。お待たせして申し訳ありません(^^;)<ムロ>
個人:http://www.facebook.com/shigeyuki.takamuro
ケアタウン総合研究所:http://www.facebook.com/caretown.jp
■ 全てのお問い合わせはこちらまで→ info@caretown.com
■ ご感想はこちらまで→ koe@caretown.com
■ 購読申込→ m@caretown.com
■ 配信停止→ mag@caretown.com
■ 東京スクール申し込み→ i@caretown.com
編集及び発行責任者:S.Takamuro
提供:ケアタウン総合研究所( http://m.caretown.com/ )