ケアタウン総合研究所
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ケアタウンメルマガ∞元気いっぱい
第449号
2016/01/14(Thu)
http://m.caretown.com/

▼今週の目次▼
[1] ムロさんの生き方指南! 「これまでとこれから」
[2] 最新業界ニュース
[3] 東京スクールのご案内
[4] 今週のおしらせ
[5] 編集後記

→東京スクールのお知らせ←
平成28年1月24日(日)10:30〜17:00(定員20名:残席10)
新ケアマネジメントの仕事術シリーズ(8)
「「苦情」は利用者(家族)からの「贈り物」〜ケアサービス・ケアマネジメントの質の向上と権利擁護に活かす〜」

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■ ムロさんの生き方指南!
「これまでとこれから」

 私が研修会で、利用者(家族)をアセスメントするときには、現在(いま)をみるだけでなく「これまで」を知ることで、その人を立体的に(今風なら3Dでしょうか?)把握することができます、とお話しします。

 なぜ、子どもたちと疎遠になったのか・・・疎遠になった事情はすべて過去形です。今を知るためには過去にさかのぼり、これまでの「経緯」を把握する視点はとても大切です。

 そこで大切になってくることは、みなさんにはかなりロングなレンズが求められるということです。ロングで遠くを眺めて、それを絞って見つめる目といったらよいでしょうか。
 広角レンズ風にたとえるなら、広く眺めて、ある人物や出来事や状況を絞って見つめるということ。

 では、「これまで」を把握することで、いまのその人を理解できるか、というとそうは単純ではありません。なぜなら、本人の中に「これからをどうしたいか」という望みがあり、そのための行動をなにかしら始めている場合があるからです。
 みなさんも「昨年までは、私はちょっとだらしない○○だった。でも今年からは△△な自分になろう」と、周囲には話さずにちょっと努力していたりすることはありませんか?見た目の変化はあまりないけど、心構えはしっかりと変化しているとか・・・

 つまり、過去の自分だけで今を、そして「未来の自分」を判断されるって気分いいですか?親子のケンカの多くはこれですね。「本当にお前は昔っから〜!」と決めつけられて反感を抱いたことも多いのではないでしょうか?

 これまでがこれからを
 きめるのではなく
 これからが
 これまでをきめる

 この言葉は正月に立ち寄ったお寺の掲示板に貼られていた言葉です。
 とても印象に残りました。
 あなたの「これから」の生き方が、あなたの「これまで」を決める
 つまり、人生にはやりなおしがきく、ということ・・・
 いいことはもちろんのこと、苦労もつらいこと、かなしいことも、すべて「糧(かて)」とできるなら、人生はまんざら悪いものではない、と示唆してくれていると、私には思えました。

 さあ、みなさんも、これから志向(未来志向)でかけがえのない「いま」を大切に生きることを始めてみませんか?
 それはアセスメントでも大切な視点と考えますが、いかがでしょう?


■ 最新業界ニュース

1.障害者にもマイナンバー配慮 委任困難なら記載なくても可(厚労省)

 厚労省は12月28日、障害保健福祉分野でのマイナンバーの取り扱いについて自治体宛に事務連絡した。申請にあたってマイナンバーの記載が必要になるが、本人が個人番号を把握しておらず、記載が難しい場合は、職員が住民基本台帳等で確認することができるようにするなど一定の配慮を求めるのは、先に事務連絡を出している高齢者とも共通だ。申請受付時の配慮は、(1)本人が分からない場合の個人番号利用実務実施者による代行、(2)同一給付について2回め以降は窓口での記載を求めない・・・の2点。本人が申請した場合、番号確認の手続きについて、個人番号カード等による確認が難しい場合は、自治体が住民基本台帳等で個人番号を確認できる。身元確認は、個人番号カード、運転免許等がない場合は、公的医療保険の被保険者証、年金手帳など2種類以上の書類を提出させることで代替できるとしている。

2.報告対象の重大事故明確化(東京都)

 東京都福祉保健局は12月22日、有料老人ホームのガイドラインを改正した。基本は厚生労働省が3月30日付けで改正した標準ガイドラインを踏まえた内容だ。既存建物を転用した場合は個室床面積の最適基準を押し入れを除いて4畳半程度(7.3平方m)とするなどの独自基準を設けて、質の低い有料老人ホームへの指導や改善につなげる。4月1日から適用されるが、法人全体で事故発生防止に取り組むことと、報告が必要な「死亡等重大な事故」の内容を明確化した部分は1日から適用された。

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最新ニュースは「シルバー新報」の協力により著作権の許可を得て掲載しています。シルバー新報 ウェブサイト(PC専用)→ http://www.silver-news.com/
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★東京スクールのご案内

≪場 所≫JR東中野駅そば(東京テクニカルカレッジ)
≪申込み≫ホームページより→ http://m.caretown.com/tokyo/
(メール、電話、Faxでも受付中!WEBから申込可能!)

「新・ケアマネジメントの仕事術」(中央法規刊)を基本テキストに学ぶ実践的なケアマネジメントスクールです。全国に仲間も生まれます!

⇒シリーズ(8)「「苦情」は利用者(家族)からの「贈り物」〜ケアサービス・ケアマネジメントの質の向上と権利擁護に活かす〜」(定員20名:残席10)
│日 時│平成28年1月24日(日)10:30〜17:00
│詳 細│WEBにて→ http://m.caretown.com/tokyo/caremanage2801.html

⇒シリーズ(9)「ケアマネ事業所の人材育成とメンタルマネジメント〜採用・配置・育成・メンタルマネジメント〜」(定員20名)
│日 時│平成28年2月28日(日)10:30〜17:00
│詳 細│WEBにて→ http://m.caretown.com/tokyo/caremanage2802.html

※「スクール会員」は会場ですぐに手続きできます!(^^)!(特典:受講料の割引、5回受講につき1回無料。絶賛、誕生中!)
※「新ケアマネジメントの仕事術シリーズ」の今後のテーマはWEBに掲載!


★今週のおしらせ

◎ユーキャン通信講座「高室式話し方トレーニング」がスタート!
3ヵ月であなたを話し方の達人に!心地いい声の出し方、抑揚のある話し方、ケアマネジメントプロセス別の話し方、事業所への伝達、苦情対応などのシーン別話し方も。文学座の女優の方に協力いただいた実践的なDVD付きです!
URL: http://www.u-can.co.jp/fukushi/shohin/06/

◎中央法規『けあサポ』ブログ(研修写真も多数掲載!)
今週の「ケアマネさん、あっちこっちどっち」は「「申年」は「申すこと」が大切にされるのかな?」(第444話)
URL: http://www.caresapo.jp/senmon/blog-takamuro

◎中央法規 月刊ケアマネジャー1月号 高室流 会議力アップ講座
「事業所内カンファレンス」(Vol.10)


◇ 編集後記 ◇

 今年、早くも2週間が過ぎました。早いものですねぇ。今年は暖冬なので、衣料品メーカーはかなりアテが外れているようです。いつも不思議なのは、残った衣料品の在庫の行方。あれだけ大量だとまた糸をほどいて再利用なんてことはしないはずだし・・・ブームが到来していない某国に輸出するのでしょうかね?20年ほど前に「もったいない」の言葉が国際語として認定されたことがあります。日本人のモノを大切にする、リサイクルして使う、リユースして使うという生活習慣にアフリカの某女性が感動して世界に発信してくれました。衣服では「和服」はすごいですね。体形が太ろうが締まろうが帯一つで対応できます。あらかじめ縫い上げをしておけば、身長が伸びればほどけばいいだけ。実に「和服」をとことん着たおす発想は見事です。「フランス人は10着しか持たない」と言われていますが、同じことが日本人にも・・・。
日本文化を再考する1年、CADLを発信する1年にしたいと思う今日この頃です。今年一年、みなさんを応援しつづけます!(^^)!(ムロ)

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