ケアタウン総合研究所
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ケアタウンメルマガ∞元気いっぱい
第429号
2015/04/09(Thu)
http://m.caretown.com/

▼今週の目次▼
[1] ムロさんの発信 「年度の始めの例(ためし)とて〜♪」
[2] 最新業界ニュース
[3] 今週の「3つのチャレンジ」
[4] 全国の研修会場の声
[5] 東京スクールのご案内
[6] 今週のお知らせ
[7] 編集後記

→東京スクールのお知らせ←
4月19日(日)10:30〜17:00
「もうこわくない!苦情が感謝にかわる対応術」(残席6)

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■ ムロさんの発信
「年度の始めの例(ためし)とて〜♪」

 毎年のこの時期は「心新た」にする人たちがたくさんいます。
 学校なら新入生、仕事なら新卒で就職する人、そして彼らを迎える側のみなさん。学校なら先生たち、仕事なら先輩や上司といったところでしょう。
 日本人にとって、暮らし的には「1月1日」でしょうが、仕事的には「4月1日」。つまり「年度始め」が気分一新となります。

 今年度はどのような年になるのか、したいのか・・・自己評価シートを法人に書かされる?立場の人は、いろいろと思案していることでしょう。私案レベルか試案レベルか、悩むところでしょう。

 さて、ケアタウン総合研究所として、そしてわたし的に平成27年度をどのように活動していくのか、いろいろと考えました。

 まず、これまで通り、北は北海道から南は沖縄まで、高齢・障がいのケアマネジメントに関わるみなさん、地域包括・地域福祉にがんばるみなさんと「研修」を通じて、「ともに学び、ともに気づき、ともに成長」する機会を持ちたいと思っています。テーマは現場感覚に合ったものにバージョンアップし、最新の情報と手法を駆使して、みなさんのニーズにこたえていきたいと思います。
(※これまで5万人〜5千人規模の市町村や島嶼地域にもうかがっています)

 そして東京スクールの毎月研修を始めます。苦節?5年間をかけた「新・ケアマネジメントの仕事術」(中央法規出版)の刊行(なんとか6月予定)を記念して、まさに1年間をかけて1冊を読みたおすセミナーを企画しました。もちろん、全国で学びたいという声にもこたえていきます。(詳細は前号のメルマガをご覧ください)

 それと公式ホームページも積極的に発信するサイトにリニューアルしたいと思っています。6月(予定)にはWEB内に「私の学び」コーナーを作り、全国のみなさんに発信するコンテンツを作っていきたいと考えています。

 さらに2025年をめざし、さらに幅広いネットワークを構築し、ユニークなイベントも企画したいなとちょっと構想しています。これまで知り合った著名な方々とのジャズのセッションのような「トークイベント」などがやれたらおもしろいなと思っています。もちろん、開催後はWEB上でもお知らせする予定です。WEB上でのリアルタイム配信もおもしろいかもしれませんね(^^ゞ。

 この15年間、やりたくても、諸条件が整わずなかなかできなかったことがありました。もう我慢?したり先送りしたり(こっちが多いですね)するのはやめて、まずは取り組んでみようと思います。

 随時、このメルマガとWEBでお知らせしますね!(^^)!
 ちなみに、冒頭の「年の〜♪」の題名は「一月一日」って知っていました?
 年度変わりは「四月一日」ですので、なんかエイプリルフールとかぶっちゃいそうですね(^_^;)。でもそんなことはありません!ではでは〜〜〜!(^^)!


■ 最新業界ニュース

1.第6期の介護保険料 東京都平均は5538円(シルバー新報)

 東京都はこのほど、2015〜17年度(第6期)の区市町村別の介護保険料(基準月額)を発表した。都内平均額は、5期より546円(10.9%)増の5538円。6千円超が5保険者ある。62区市町村のうち58保険者が保険料を引き上げる中で、唯一「引き下げ」を実現したのが荒川区だ。据え置きは3保険者となっている。荒川区の6期の保険料は5662円。第4期と5期は23区で最も保険料が高かった。危機感を持った同区では、2012年度から組織横断的に介護予防事業に取り組む方針を掲げた。12年10月から旧・介護予防・日常生活支援総合事業をスタート。12年度には17.5%と都や全国平均より高かった認定率が、13年度末には16.9%に低下し、「わずかだが目に見える効果が出てきた」という。

2.通所リハを多職種協働の拠点に〜リハカンファの活用呼びかけ〜

 全国デイ・ケア協会(斉藤正身会長)は3月29日、都内で「平成27年度介護報酬改定に関する戦略セミナー」を開催した。非会員も含めた約240人が参加した。斉藤会長は、リハビリテーションマネジメント加算IIを算定し、リハビリテーション会議を開催することで、デイケアを多職種が協働する地域包括ケアシステムの拠点に発展させていくことができると話した。

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最新ニュースは「シルバー新報」の協力により著作権の許可を得て掲載しています。シルバー新報 ウェブサイト(PC専用)→ http://www.silver-news.com/
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■ 今週の「3つのチャレンジ」
さいたま市ケアマネ研修「第6期制度改正と求められるケアマネジメント」

1.リスクの分散化
2.地域で支える理念の理解
3.地域への働きかけ
(Sさん 社協包括 ケアマネ歴10年 主任ケアマネ歴:5年)

【ムロさんのコメント】
 現場が包括にケースを相談することは「リスクの分散化」になる点、しっかりと理解されてますね。Sさんは「地域の人々とつながりたいが、本人(家族)は“知られたくない”思いも強いです」とも書いています。当事者の方も含めて「地域で支える介護」が当たり前になるには、「意識の変化」が必要です。プライバシーを尊重しつつ、「知られたくない部分」が「みじめ、恥、汚点」とならないような「理解・共感・信頼できる関係」になることが必要ですね。


■ 全国の研修会場の声
東京都小金井市民生委員対象「福祉のまちづくりと地域ケア会議の活用」

「距離感を縮め過ぎないこと、大事だと思います。パチンコ屋の店長に認知症サポーター養成講座を受けてもらうという発想、なるほどと感心しました。このような新しい発想で理解者を増やす取り組みが必要だと思いました。訪問時の服装への配慮も、はっきりと言ってくれることがなかったので参考にします」(R.Yさん 56歳 女性)

【ムロさんのコメント】
 支援する側の思いが強いと、「される側」の思いを無視してしまいがちです。相手にとって誰が?、どのような関わり方を?、どのタイミングで?という視点が必要です。服装のことは民生委員研修でかならず触れます。人は「見た目が9割」というように、服装を含めた全体的な印象で「好き嫌い」を感覚的に判断します。スーツ姿でなければ受け入れない人もいれば、それだと嫌だという人もいます。まずは「相手目線」で考えられるようになることですね。

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★東京スクールのご案内

≪場 所≫JR東中野駅そば(東京テクニカルカレッジ)
≪申込み≫ホームページより→ http://m.caretown.com/tokyo/
(メール、電話、Faxでも受付中!WEBから申込可能!)

⇒「もうこわくない!苦情が感謝にかわる対応術」(定員15名:残席6)
いま、現場では苦情がとても増えています。かつては特定の人?だったのが、普通?の利用者(家族)から直接届くことも。でもそれって苦情でなく質問・要望・依頼ではないでしょうか?それにそもそも勘違いだったり。たとえば苦情が相談面接やサービスの「改善のきっかけ」になれば?苦情は質の向上の「宝箱」。焦らず、恐がらず、余裕を持った対応術を学びましょう。
│日 時│4月19日(日)10:30〜17:00
│詳 細│WEBにて→ http://m.caretown.com/tokyo/handle2704.html

⇒「なるほど伝わるプレゼンの技術〜話し方・組み立て方・図解作成の勘所〜」(定員15名)
事例検討会、グループスーパービジョン、地域ケア会議、入院入所カンファレンス、法人内会議など「プレゼンの機会」は格段に増えています。「わかりやすく、聞き取りやすく」、そして「あがらず」に話すためには「技術」が必要です。対象別・人数別の話し方、話の組み立て方、さらにパワーポイントの図解の作り方まで実践的に学びます。年間100回以上、15年間、のべ人数18万人の講師経験から編み出された「高室式プレゼンの技術」のノウハウを指導します。さまざまな「場面」に応用できる手法は実践的です。
│日 時│5月17日(日)10:00〜17:30
│詳 細│WEBにて→ http://m.caretown.com/tokyo/present2705.html


★今週のおしらせ

◎ユーキャン「高室式ケアプラン書き方トレーニング」
テキストとDVD学習で、3ヵ月であなたもケアプランの達人に!
URL: http://www.u-can.co.jp/fukushi/shohin/05/

◎中央法規『けあサポ』ブログ(研修写真も多数掲載!)
今週の「ケアマネさん、あっちこっちどっち」は「高室流“考えるヒント”が終わったのだ!」(第406話)
URL: http://www.caresapo.jp/senmon/blog-takamuro

◎【新連載】中央法規 月刊ケアマネジャー4月号 高室流 会議力アップ講座
「会議はチームマネジメント・リスクマネジメント」(Vol.1)


◇ 編集後記 ◇

 4月というのに全国的に底冷えの今週ですが、みなさん、風邪はひかれていませんか?お笑い芸人の又吉直樹(ピース)が書いた中編小説「火花」の単行本が話題です。雑誌文学界2月号に掲載されたのを読みました。すでに彼なりの「文体」を持っており、展開もなかなかにハチャメチャで、終わりの大ドンデン返しには正直参りました。物事を深いまなざしで見つめることの大切さを感じさせてくれる小説です。気分転換になる一冊です!(^^)!〈ムロ〉

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編集及び発行責任者:S.Takamuro
提供:ケアタウン総合研究所( http://m.caretown.com/ )

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