ケアタウン総合研究所
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ケアタウンメルマガ∞元気いっぱい
第420号
2014/12/25(Thu)
http://m.caretown.com/

▼今週の目次▼
[1] ムロさんの1年の締め 「人生で、今が一番、若い」
[2] 最新業界ニュース
[3] 東京スクールのご案内
[4] 今週のおしらせ
[5] 編集後記

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■ ムロさんの1年の締め
「人生で、今が一番、若い」

 もう、年の瀬なんですね。
 昨日は、クリスマス・イブでした。みなさんはどのような過ごし方をされましたか?デイサービスや施設では、サンタがやってきて大きな白い袋から、いろんなプレゼントを利用者のみなさんに配ったのではないでしょうか!(^^)!

 さて、今週のメディアは1年を振り返る特集が多いですね。
 本当に、1年が早く過ぎるのには驚かされます。小学生の頃はとても長く感じていました。中学になると新しいクラスの顔ぶれを見て、「あっ、○○ちゃんがいる!」となると1年を短く感じ、その後に「担任は○○かぁ!」とうんざり?したものでした。いやはや、いやはや・・・。

 年齢が増えるごとに1年が速く過ぎるのは、分数にたとえればわかりやすい、と言われます。つまり、分子の「1年間」はつねに同じ。分母が増えていくわけです。小学校〜中学校なら「7歳〜15歳」ですが、今では分母は「56歳」なので、かなりの高速です。
 やがて、分母が70歳〜80歳〜90歳になれば、さてどうなることでしょう。
 人生を重ねることに充実感が増し、1日1日を大切に生ききることで「早く1年が過ぎる」ことだとするなら、、まんざら悪いことでなく思えてもきますが。しかし・・・

 いま、雑誌の今年の故人となった著名人の特集(高倉 健さんとか)を眺めています。昨年まで、この方々は生きていたわけです。ということは、有名・無名はさておき、来年亡くなる(他界する)人たちは、私も含め、今は生きているわけです。
 生の終わり方は無常です。「ああ、私は死ぬんだな」と実感を持ってこの世を去る(旅立つ人)人もいれば、不慮の事故に遭遇して「どうして私は死んだの?」と何の前ぶれも心の準備もなく、あの世に無理やりに旅立たなければいけない人もいるわけで・・・この場合の周囲の喪失感はいかばかりでしょう。

「人生で、今が一番、若い」
 この言葉は真実です。かけがいのない「この時・この瞬間」を実感し、おとずれる未来(来年の干支では未:ひつじとなりますね)に思いをはせる。
 時はつらなり、人はつながり、それぞれの世代が「いま」を生きています。
 365日の連続が1年ですが、その1日1日は、あなたの人生そのものです。

 未(ひつじ)来る2015年が、あなたにとって、よき年でありますように!


■ 最新業界ニュース

1.ケアマネ試験 受験者約3万人増加 〜解答免除廃止で駆け込み〜

 10月26日に行われた「第17回介護支援専門員実務研修受講試験」の結果が10日に発表された。本紙が都道府県に行った聞き取り調査では、全国の受験者数は前年比2万9990人増の17万4387人で、合格者数は3万2757人で前年比1万433人増と、昨年に比べて受験者数が2割強増加していることが分かった。聞き取り調査の結果は16日現在のもの。合格者数は1万433人増の3万2757人。合格率は前年度比2.7ポイント増の18.2%。ケアマネ試験は、第1回の試験が受験者・合格者数ともに最高。昨年の合格者数は最も低い数字だった。今回、受験者が初めて2千人を超えたと回答する自治体もあった。

2.地域包括センター運営費適正化〜65歳以上人口の伸び以内に〜(厚労省)

 厚労省は来年度から地域支援事業の上限を見直す。給付費の伸びに連動させる仕組みから、65歳以上の高齢者の伸び率に連動させた仕組みとする。地域により影響は異なるが、総額では伸びが現状よりも抑制される。ただ、3カ年に限り、新しい総合事業を実施する場合など条件を満たす場合には、現状よりも大きく財源を上乗せする特例を設ける。ダメ押しの「移行支援策」に慌ててそろばんをはじき直す自治体も少なくなさそうだ。

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最新ニュースは「シルバー新報」の協力により著作権の許可を得て掲載しています。シルバー新報 ウェブサイト(PC専用)→ http://www.silver-news.com/
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★東京スクールのご案内

≪場 所≫JR東中野駅そば(東京テクニカルカレッジ)
≪申込み≫ホームページより→ http://m.caretown.com/tokyo/
(メール、電話、Faxでも受付中!HPから申込可能!)

⇒【第1回】「わかる・書ける文章術〜実践的書き換えの勘所〜」(定員15名)
文章は書き手のものでなく「読み手」のもの。わかりやすいだけでなく、コンプライアンス上も「堪えうる表記」はどうすればよいか。ケアマネジメントでは、ケアプラン、支援経過記録、介護記録などなど「書く作業」が盛り沢山。ところが「文章」に苦手意識を抱くケアマネジャーや現場リーダーはたくさんいます。どのような「文書」作成にも活用できる高室式文章術を指南します。
│日 時│2月15日(日)10:30〜17:00
│詳 細│WEBにて近日公開


★今週のおしらせ

◎ユーキャン「高室式ケアプラン書き方トレーニング」
テキストとDVD学習で、3ヵ月であなたもケアプランの達人に!
URL: http://www.u-can.co.jp/fukushi/shohin/05/

◎中央法規『けあサポ』ブログ(研修写真も多数掲載!)
今週の「ケアマネさん、あっちこっちどっち」は「会議の力・会議は力」(第392話)
URL: http://www.caresapo.jp/senmon/blog-takamuro

◎中央法規 月刊ケアマネジャー1月号 高室流 考えるヒント
「自立と自律」(Vol.10)


◇ 編集後記 ◇

 今年も隔週で発行したきたメルマガ。おかげさまで、なんとか今年最終号を迎えることができました。全国をまわると「メルマガ、いつも読んでいます」と言っていただける機会もかなり増えました。みなさんと私をつなぐホットライン。ささやかなメディアですが、日々がんばるみなさんの「心の支え」「ささやかな学び」の機会になっているなら心からうれしく思います。(それと朝礼のネタ元としてもいいようです!(^^)!)
今年も「元気いっぱい」を1年間読んでいただき、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。私は現場のみなさんの応援団です!(^^)!〈ムロ〉

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編集及び発行責任者:S.Takamuro
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