ケアタウン総合研究所
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ケアタウンメルマガ∞元気いっぱい
第413号
2014/09/18(Thu)
http://m.caretown.com/

▼今週の目次▼
[1] ムロさんの視点 「いつも、記念日!」
[2] 最新業界ニュース
[3] 今週の「3つのチャレンジ」
[4] 全国の研修会場の声
[5] 今週のおしらせ
[6] 編集後記

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■ ムロさんの視点
「いつも、記念日!」

 先日の月曜日は「敬老の日」でした。今年は、ひときわ、百歳以上の方の人数がメディアに踊りました。前年比4423人増の5万8820人となり、44年連続で過去最多を更新。このうち女性は5万1234人と全体の約87%を占めました。
 20年で10倍、50年前は153人だったとか・・・

 さて、今回は、記念日のお話です。日本の暦とは不思議で、一年の365日すべてに「意味」がついています。結婚式のお日取りなら大安か友引、告別式は仏滅とかが身近でしょう。これを「六曜」といい、他に先勝、先負、赤口があります。ふだんはそれほど気にしないのに、冠婚葬祭ではいまでもかなり影響力があります。

 記念日にも、子どもの日や勤労感謝の日、文化の日、憲法記念日、ここ数年で誕生したみどりの日など「国指定」の休日となる日があります。(といっても観光地で働く人はかき入れ時ですが)
 そして母の日、父の日、バレンタインデー、ホワイトデーなど国民の常識となっている記念日があります。どちらかといえば関連する業界にとってはいっきに売上げを伸ばせる記念日といっては、ちょっとセチガライでしょうか。

 実は私たち日本人は年末のわずか1週間で3つの宗教の記念日(儀式)を全国民がこぞってやっています。キリスト教のクリスマス、神道の初詣で、仏教のお年玉。これを無理なく受け入れ、それなりに楽しんでいるのが、他国の人には相当に「?」のようです。何事もイベントに取り入れてしまう「懐の深さ」といっていいでしょうか。

 さてどの家庭や個人にも、なんらかの記念日があります。まずは誕生日ですね。どのように祝ってもらってきたか。そして両親・きょうだいの誕生日を祝ってきたか。夫婦なら結婚記念日や入籍日といったところでしょう。でも楽しいばかりではありません。事故をした日、大手術をした日、さらに他界した日(命日)、告別式の日など、家族史のなかではキーワードとなる記念日たちです。

 なにげないその日も、本人にとっては「かけがえのない記念日」だったりします。その記念日の由来を聞き、どう迎えてきたか・・・そこに、「その人らしさ」を知るヒントが埋もれています。

 記念日という名の玉手箱を開ける「鍵」、それが問いかけの言葉です。
「一年のうちで大切にされている日はいつですか?」


■ 最新業界ニュース

1.サ付き住宅 制度見直しへ「適正立地」「質向上」年度内に(国交省)

 国土交通省は8日、「サービス付き高齢者向け住宅の整備等のあり方に関する検討会」(座長=高橋紘士国際医療福祉大学大学院教授)の初会合を開催した。同省としての「適正立地」が最大の関心事だが、批判に押され、サービスの「質」も俎上に載せた。補助金制度、登録制度の見直しも視野に入れる。まず今月中に実態調査を開始、年度内に結論を得る。

2.生活支援コーディネーター、広域・圏域・事業者の3層に配置(厚労省)

 厚生労働省は4日から4日間、地域のインフォーマル活動を市町村事業に組み込み、住民の生活支援につなげる役割を担う「生活支援コーディネーター」の中央研修を都内で開催した。2015年度から都道府県が行う養成研修の講師となる人材を育成するのが目的。都道府県の推薦者や、市民協や生協など地域の活動団体の代表者ら約300人が参加した。

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■ 今週の「3つのチャレンジ」
杉並区ケアマネ研修「ケアマネジメントに役立つ会議のお作法」

1.アイコンタクトを上手に使いこなす
2.発言にはエピソードを語ってもらう
3.事前に発言を根回ししておく
(Y.Hさん ケアマネ歴0.4年 介護福祉士歴17年 女性)

【ムロさんのコメント】
 進行役は、参加者からもっとも注目される存在。その証拠に発言する人の多くが進行役に向かって話します。進行役から指名されるから、どうしてもそうなってしまいがち。発言者と進行役の「線の関係」となり、全体の「面の関係」が作れなくなります。進行役は、発言する人に最初のアイコンタクトを送ったら、あとは参加者の顔を見回しましょう。すると自然と発言する人も全員を向けて話し始めるでしょう。


■ 全国の研修会場の声
長野県ケアマネ協会「施設ケアマネジャーのための多職種協働とコーディネーションの方法」

「連携は、相手の仕事が助かることをするという視点がなかった。そういった点を意識することで、お互いの理解も深まっていくと思った。自分の手持ちの情報を共有化していくことが、お互いのズレをなくしていく手段などだとわかった」(A.Kさん ケアマネ歴2年 介護福祉士歴4年 女性)

【ムロさんのコメント】
 連携が、自分の都合のため、仕事のためだけだったら、先方は次回から協力はしてくれないでしょう。連携という名の「利用」になっては残念です。いかに先方にとっても「メリット」のあるものとできるか・・・それが連携を続けるポイントです。手持ちの情報を双方が共有化しあうのはとてもいいですね。

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★今週のおしらせ

◎ユーキャン「高室式ケアプラン書き方トレーニング」
テキストとDVD学習で、3ヵ月であなたもケアプランの達人に!
URL: http://www.u-can.co.jp/fukushi/shohin/05/

◎中央法規『けあサポ』ブログ(研修写真も多数掲載!)
今週の「ケアマネさん、あっちこっちどっち」は「ご家族への支援」(378話)
URL: http://www.caresapo.jp/senmon/blog-takamuro

◎中央法規 月刊ケアマネジャー9月号 高室流 考えるヒント
「家族さん」(Vol.6)


◇ 編集後記 ◇

 ゲリラ豪雨の次はデング熱。それも事務所の前の新宿御苑でも発生?しばらく閉園となっています。媒介の張本人は、夏の風物詩でもある「蚊」。う〜ん、蚊に刺されただけで保菌者になるとは・・・本当に驚きです。虫よけスプレーがまだまだ手放せない9月ですね。みなさんもお気をつけ下さい。
 いよいよNHK「花子とアン」も佳境・・・今月で終了です(>_<)
※東京スクールでは、みなさんのご要望をお待ちしています。HPからお寄せください!(^^)!〈ムロ〉

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